Pspell 関数
導入
これらの関数により、単語のスペルチェックを行い、修正案を提案させる ことが可能となります。
要件
PHP を pspell サポートつきでコンパイルするには、aspellライブラリが 必要です。これは、» https://aspell.sourceforge.net/ で取得可能です。
インストール手順
PHP をコンパイルする際に、オプション --with-pspell[=dir] を追加する 必要があります。
注意: Win32 ユーザへの注意 この拡張モジュールを動作させるには、 Windows システムの PATH が通った場所に DLL ファイルが存在する必要があります。 FAQ の "Windows で PHP のディレクトリを PATH に追加するにはどうすればいいのですか?" で、その方法を説明しています。 DLL ファイルを PHP のフォルダから Windows のシステムディレクトリにコピーしても動作します (システムディレクトリは、デフォルトで PATH に含まれるからです) が、これは推奨しません。 この拡張モジュールを使用するには、以下のファイルが PATH の通った場所にある必要があります。 aspell の bin フォルダにある aspell-15.dll
Win32 は、PHP 4.3.3 以降でのみサポートします。また、 aspell バージョン 0.50 以降が必要です。
実行時設定
設定ディレクティブは定義されていません。
リソース型
リソース型は定義されていません。
目次
- pspell_add_to_personal — ユーザの単語リストに単語を追加する
- pspell_add_to_session — 現在のセッションの単語リストに単語を追加する
- pspell_check — 単語をチェックする
- pspell_clear_session — 現在のセッションをクリアする
- pspell_config_create — 辞書をオープンする際に使用する設定を作成する
- pspell_config_data_dir — 言語データファイルの場所
- pspell_config_dict_dir — メイン単語リストの場所
- pspell_config_ignore — 長さが N 文字未満の単語を無視する
- pspell_config_mode — 返される提案の数のモードを変更する
- pspell_config_personal — 個人の単語リストを保持するファイルを設定する
- pspell_config_repl — 置換候補を保持するファイルを設定する
- pspell_config_runtogether — 複合語を有効な単語の組み合わせとして考慮する
- pspell_config_save_repl — 単語リストと共に置換リストを保存するかどうかを定義する
- pspell_new_config — 指定した設定に基づき新規辞書をロードする
- pspell_new_personal — 個人の単語リストを有する新規辞書をロードする
- pspell_new — 新規辞書をロードする
- pspell_save_wordlist — 個人の単語リストをファイルに保存する
- pspell_store_replacement — 単語を置換する組を保存する
- pspell_suggest — 単語のスペルについて修正候補を示す