ibase_pconnect
(PHP 4, PHP 5)
ibase_pconnect — InterBase データベースへの持続的接続をオープンする
説明
InterBase データベースへの持続的な接続をオープンします。
ibase_pconnect() の動作は ibase_connect() と非常に似ていますが、 大きな違いが二つあります。
まず、この関数は接続時に同じパラメータで既にオープンされている (持続的)リンクを探します。見つかった場合、新規接続をオープンする 代わりにそのリンクの ID が返されます。
2 番目の違いとしては、InterBase サーバへの接続は スクリプト終了時にも閉じられないということです。 代わりに、そのリンクは今後使用するためにオープンされたままとなります (ibase_close() は ibase_pconnect() によりオープンされたリンクを閉じません)。 このため、この型のリンクは'持続的(persistent)'と呼ばれます。
パラメータ
- database
-
database は接続するサーバ上のデータベース ファイルへの正しいパスである必要があります。ローカルなサーバへの 接続でない場合、使用する接続プロトコルに応じてこの引数の前に' hostname:' (TCP/IP)、'//hostname/' (NetBEUI)、'hostname@' (IPX/SPX)のどれかをつける必要があります。
- username
-
ユーザ名。php.ini ディレクティブ ibase.default_user で設定します。
- password
-
username のパスワード。 php.ini ディレクティブ ibase.default_password で設定します。
- charset
-
charset はデータベースに関するデフォルトの文字セットです。
- buffers
-
buffers はサーバ側のキャッシュに確保されるデータベースバッファの数です。0 または省略された場合、サーバーはデフォルト値を用います。
- dialect
-
dialect は、接続時に実行される全ての命令に 関する SQL 方言のデフォルト値を選択し、デフォルトではクライアント ライブラリでサポートされる方言のうち、最高位のものになります。 InterBase 6 以降でのみ有効です。
- role
-
InterBase 5 以降でのみ有効です。
- sync
-
返り値
成功した場合に InterBase リンク ID、エラー時に FALSE を返します。
変更履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
4.0.0 | buffers 、dialect および role が追加されました。 |