カレンダー関数
導入
カレンダー関数は、異なったカレンダーフォーマット間の変換を 簡単に行う関数の集まりです。標準としているのは、ユリウス積算日です。 ユリウス積算日は、紀元前 4713 年 1 月 1 日から数え始めわれています。 カレンダーシステム間の変換を行うには、ユリウス積算日に変換した後 に選択したカレンダーシステムに変換しなければなりません。 ユリウス積算日はユリウス暦とは全く違います! ユリウス積算日の詳細を知りたい場合は、 » https://www.hermetic.ch/cal_stud/jdn.htm を参照ください。 カレンダーシステムに関する情報を知りたい場合は、 » https://www.fourmilab.ch/documents/calendar/ を参照ください。 本説明にはこのページからの引用が含まれています。 このページの内容はこのチュートリアルにも反映/引用されています。
インストール手順
これらの関数を動作させるには、 --enable-calendar を指定して PHP をコンパイルする必要があります。
Windows 版の PHP には この拡張モジュールのサポートが組み込まれています。これらの関数を使用 するために拡張モジュールを追加でロードする必要はありません。
実行時設定
設定ディレクティブは定義されていません。
リソース型
リソース型は定義されていません。
定義済み定数
以下の定数が定義されています。 この関数の拡張モジュールが PHP 組み込みでコンパイルされているか、 実行時に動的にロードされている場合のみ使用可能です。
- CAL_GREGORIAN (integer)
- CAL_JULIAN (integer)
- CAL_JEWISH (integer)
- CAL_FRENCH (integer)
- CAL_NUM_CALS (integer)
- CAL_DOW_DAYNO (integer)
- CAL_DOW_SHORT (integer)
- CAL_DOW_LONG (integer)
- CAL_MONTH_GREGORIAN_SHORT (integer)
- CAL_MONTH_GREGORIAN_LONG (integer)
- CAL_MONTH_JULIAN_SHORT (integer)
- CAL_MONTH_JULIAN_LONG (integer)
- CAL_MONTH_JEWISH (integer)
- CAL_MONTH_FRENCH (integer)
以下の定数は、PHP 4.3.0 以降で使用可能です。
- CAL_EASTER_DEFAULT (integer)
- CAL_EASTER_ROMAN (integer)
- CAL_EASTER_ALWAYS_GREGORIAN (integer)
- CAL_EASTER_ALWAYS_JULIAN (integer)
以下の定数は、PHP 5.0.0 以降で使用可能です。
目次
- cal_days_in_month — 指定した年とカレンダーについて、月の日数を返す
- cal_from_jd — ユリウス積算日からサポートされるカレンダーに変換する
- cal_info — 特定のカレンダーに関する情報を返す
- cal_to_jd — サポートされるカレンダーからユリウス積算日に変換する
- easter_date — 指定した年における復活祭の真夜中のUnix時を得る
- easter_days — 指定した年において、3 月 21 日から復活祭までの日数を得る
- FrenchToJD — フランス革命暦をユリウス積算日に変換する
- GregorianToJD — グレゴリウス日をユリウス積算日に変換する
- JDDayOfWeek — 曜日を返す
- JDMonthName — 月の名前を返す
- JDToFrench — ユリウス積算日をフランス革命暦(共和暦)に変換する
- JDToGregorian — ユリウス積算日をグレゴリウス日に変換する
- jdtojewish — ユリウス積算日をユダヤ暦に変換する
- JDToJulian — ユリウス積算日をユリウス暦に変換する
- jdtounix — ユリウス歴を Unix タイムスタンプに変換する
- JewishToJD — ユダヤ暦の日付けをユリウス積算日に変換する
- JulianToJD — ユリウス暦をユリウス積算日に変換する
- unixtojd — Unix タイムスタンプをユリウス歴に変換する