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ネットワーク関数

導入

要件

外部ライブラリを必要としません。

インストール手順

PHP コアに含まれるため、 追加のインストール無しで使用できます。

実行時設定

php.ini の設定により動作が変化します。

ネットワーク設定オプション(Network)
名前 デフォルト 変更の可否 変更の履歴
define_syslog_variables "0" PHP_INI_ALL  
PHP_INI_* 定数の詳細および定義については php.ini ディレクティブ を参照してください。

以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。

define_syslog_variables boolean

様々なsyslog変数(例: $LOG_PID、$LOG_CRON、等)を定義するかどうか。 これをoffにするのは、性能面では良い考えです。 実行時にdefine_syslog_variables()をコールする ことにより、これらを定義することができます。

リソース型

この拡張モジュールでは、ファイルポインタリソースを定義しています。これは fsockopen() および pfsockopen() で使用するものです。

定義済み定数

以下の定数は、PHP コアに含まれており、常に利用可能です。

openlog()オプション
定数 説明
LOG_CONS システムロガーにデータを送信する際にエラーが発生した場合、 システムコンソールに直接書き込む。
LOG_NDELAY ロガーにただちに接続をオープンする。
LOG_ODELAY (デフォルト) 最初のメッセージが記録されるまで接続のオープンを 遅延させる。
LOG_NOWAIT
LOG_PERROR 標準エラー出力にもログメッセージを出力する
LOG_PID 各メッセージにプロセスIDを含める
openlog() ファシリティ
定数 説明
LOG_AUTH セキュリティ/認証メッセージ(LOG_AUTHPRIVが定義されているシステムであれば 代わりにそれを使用してください)
LOG_AUTHPRIV セキュリティ/認証メッセージ (private)
LOG_CRON 時刻デーモン (cron and at)
LOG_DAEMON その他のシステムデーモン
LOG_KERN カーネルメッセージ
LOG_LOCAL0 ... LOG_LOCAL7 ローカルで使用できるようリザーブされている。Windowsでは使用できない。
LOG_LPR ラインプリンタサブシステム
LOG_MAIL メールサブシステム
LOG_NEWS USENETニュースサブシステム
LOG_SYSLOG syslogdによって内部で生成されたメッセージ
LOG_USER 一般ユーザーレベルのメッセージ
LOG_UUCP UUCPサブシステム
syslog()プロパティ(降順)
定数 説明
LOG_EMERG システムは使用不可
LOG_ALERT アクションを直ちに起こすことが必要
LOG_CRIT 危機的な条件
LOG_ERR エラー条件
LOG_WARNING 警告条件
LOG_NOTICE 正常、しかし、注意すべき条件
LOG_INFO 情報メッセージ
LOG_DEBUG デバッグレベルメッセージ
dns_get_record()オプション
定数 説明
DNS_A IPv4アドレスリソース
DNS_MX Mail Exchangerリソース
DNS_CNAME エイリアス(Canonical Name)リソース
DNS_NS Authoritative Name Serverリソース
DNS_PTR ポインタリソース
DNS_HINFO ホスト情報リソース(これらの値の意味については、IANA の » Operating System Names を参照ください)
DNS_SOA 認証リソースの開始
DNS_TXT テキストリソース
DNS_ANY 全てのリソースレコード。多くのシステムでは、 これは、全てのリソースレコードを返します。 しかし、危機的な状況には対応できません。代わりに DNS_ALLを試してください。
DNS_AAAA IPv6アドレスリソース
DNS_ALL 利用可能なレコード型毎のネームサーバへの反復クエリ。

目次

  • checkdnsrr — 指定したインターネットホスト名もしくは IP アドレスに対応する DNS レコードを検索する
  • closelog — システムログへの接続を閉じる
  • debugger_off — PHP の内部デバッガを無効にする (PHP 3)
  • debugger_on — PHP の内部デバッガを有効にする (PHP 3)
  • define_syslog_variables — syslog に関係する全ての定数を初期化する
  • dns_check_record — checkdnsrr のエイリアス
  • dns_get_mx — getmxrr のエイリアス
  • dns_get_record — ホスト名に関連する DNS リソースレコードを取得する
  • fsockopen — インターネット接続もしくはUnix ドメインソケット接続をオープンする
  • gethostbyaddr — 指定した IP アドレスに対応するインターネットホスト名を取得する
  • gethostbyname — インターネットホスト名に対応するIPアドレスを取得する
  • gethostbynamel — 指定したインターネットホスト名に対応するIPアドレスのリストを取得する
  • getmxrr — 指定したインターネットホスト名に対応する MX レコードを取得する
  • getprotobyname — プロトコル名のプロトコル番号を得る
  • getprotobynumber — プロトコル番号が指すプロトコル名を取得する
  • getservbyname — インターネットサービスおよびプロトコルが関連するポート番号を取得する
  • getservbyport — ポートおよびプロトコルに対応するインターネットサービスを得る
  • header — 生の HTTP ヘッダを送信する
  • headers_list — 送信した (もしくは送信される予定の) レスポンスヘッダの一覧を返す
  • headers_sent — ヘッダが既に送信されているかどうかを調べる
  • inet_ntop — パックされたインターネットアドレスを、人間が読める形式に変換する
  • inet_pton — 人間が読める形式の IP アドレスを、パックされた in_addr 形式に変換する
  • ip2long — (IPv4) インターネットプロトコルドット表記のアドレスを、適当なアドレスを有する文字列に変換する
  • long2ip — (IPv4) インターネットアドレスをインターネット標準ドット表記に変換する
  • openlog — システムのロガーへの接続をオープンする
  • pfsockopen — 持続的な Internet または Unix ドメインソケット接続をオープンする
  • setcookie — クッキーを送信する
  • setrawcookie — 値を URL エンコードせずにクッキーを送信する
  • socket_get_status — stream_get_meta_data のエイリアス
  • socket_set_blocking — stream_set_blocking のエイリアス
  • socket_set_timeout — stream_set_timeout のエイリアス
  • syslog — システムログのメッセージを生成する