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配列関数(array)

導入

これらの関数により様々な手法で配列にアクセスし、操作することが可能 になります。配列は、変数の組を保存、管理、操作する基本的な要素です。

通常の配列および多次元配列がサポートされており、ユーザが定義したり、 他の関数で作成することも可能です。いくつかのデータベース処理関数は、 データベースのクエリから配列を返しますし、いくつかの関数は配列を返 します。

PHPでの配列の実装や使用方法の詳細については、マニュアルの 配列に関する節を参照下 さい。 その他の配列の操作方法については、 配列演算子も 参照ください。

要件

外部ライブラリを必要としません。

インストール手順

PHP コアに含まれるため、 追加のインストール無しで使用できます。

実行時設定

設定ディレクティブは定義されていません。

リソース型

リソース型は定義されていません。

定義済み定数

以下の定数は、PHP コアに含まれており、常に利用可能です。

CASE_LOWER (integer)
CASE_LOWERは、 array_change_key_case()で使用され、 配列のキーを小文字に変換するために使用されます。小文字は、 array_change_key_case()のデフォルトのケースで もあります。
CASE_UPPER (integer)
CASE_UPPERは、 array_change_key_case()で使用され、配列のキー を大文字に変換するために使用されます。

ソース順のフラグ:

SORT_ASC (integer)
SORT_ASCは、 array_multisort()でソート順を昇順にするために 使用されます。
SORT_DESC (integer) (integer)
SORT_DESCは、 array_multisort()でソート順を降順にするために 使用されます。

ソート型のフラグ: 種々のソート関数で使用されます

SORT_REGULAR (integer)
SORT_REGULARは通常の比較するために使用され ます。
SORT_NUMERIC (integer)
SORT_NUMERICは数値で比較を行うために使用さ れます。
SORT_STRING (integer)
SORT_STRINGは文字列として比較を行うために使 用されます。
SORT_LOCALE_STRING (integer)
SORT_LOCALE_STRINGは現在のロケールに基づいた 文字列として比較を行うために使用されます。 PHP 4.4.0と5.0.2で追加 されました。

COUNT_NORMAL (integer)
COUNT_RECURSIVE (integer)
EXTR_OVERWRITE (integer)
EXTR_SKIP (integer)
EXTR_PREFIX_SAME (integer)
EXTR_PREFIX_ALL (integer)
EXTR_PREFIX_INVALID (integer)
EXTR_PREFIX_IF_EXISTS (integer)
EXTR_IF_EXISTS (integer)
EXTR_REFS (integer)

参考

is_array(), explode(), implode(), split(), preg_split(), および join() も参照してください。

目次

  • array_change_key_case — 配列のすべてのキーを変更する
  • array_chunk — 配列を分割する
  • array_combine — 一方の配列をキーとして、もう一方の配列を値として、ひとつの配列を生成する
  • array_count_values — 配列の値の数を数える
  • array_diff_assoc — 追加された添字の確認を含めて配列の差を計算する
  • array_diff_key — キーを基準にして配列の差を計算する
  • array_diff_uassoc — ユーザが指定したコールバック関数を利用し、 追加された添字の確認を含めて配列の差を計算する
  • array_diff_ukey — キーを基準にし、コールバック関数を用いて配列の差を計算する
  • array_diff — 配列の差を計算する
  • array_fill_keys — キーを指定して、配列を値で埋める
  • array_fill — 配列を指定した値で埋める
  • array_filter — コールバック関数を使用して、配列の要素をフィルタリングする
  • array_flip — 配列のキーと値を反転する
  • array_intersect_assoc — 追加された添字の確認も含めて配列の共通項を確認する
  • array_intersect_key — キーを基準にして配列の共通項を計算する
  • array_intersect_uassoc — 追加された添字の確認も含め、コールバック関数を用いて 配列の共通項を確認する
  • array_intersect_ukey — キーを基準にし、コールバック関数を用いて 配列の共通項を計算する
  • array_intersect — 配列の共通項を計算する
  • array_key_exists — 指定したキーまたは添字が配列にあるかどうかを調べる
  • array_keys — 配列のキーをすべて返す
  • array_map — 指定した配列の要素にコールバック関数を適用する
  • array_merge_recursive — 二つ以上の配列を再帰的にマージする
  • array_merge — ひとつまたは複数の配列をマージする
  • array_multisort — 複数の多次元の配列をソートする
  • array_pad — 指定長、指定した値で配列を埋める
  • array_pop — 配列の末尾から要素を取り除く
  • array_product — 配列の値の積を計算する
  • array_push — 一つ以上の要素を配列の最後に追加する
  • array_rand — 配列から一つ以上の要素をランダムに取得する
  • array_reduce — コールバック関数を用いて配列を普通の値に変更することにより、 配列を再帰的に減らす
  • array_reverse — 要素を逆順にした配列を返す
  • array_search — 指定した値を配列で検索し、見つかった場合に対応するキーを返す
  • array_shift — 配列の先頭から要素を一つ取り出す
  • array_slice — 配列の一部を展開する
  • array_splice — 配列の一部を削除し、他の要素で置換する
  • array_sum — 配列の中の値の合計を計算する
  • array_udiff_assoc — データの比較にコールバック関数を用い、 追加された添字の確認を含めて配列の差を計算する
  • array_udiff_uassoc — データと添字の比較にコールバック関数を用い、 追加された添字の確認を含めて配列の差を計算する
  • array_udiff — データの比較にコールバック関数を用い、配列の差を計算する
  • array_uintersect_assoc — データの比較にコールバック関数を用い、 追加された添字の確認も含めて配列の共通項を計算する
  • array_uintersect_uassoc — データと添字の比較にコールバック関数を用い、 追加された添字の確認も含めて配列の共通項を計算する
  • array_uintersect — データの比較にコールバック関数を用い、配列の共通項を計算する
  • array_unique — 配列から重複した値を削除する
  • array_unshift — 一つ以上の要素を配列の最初に加える
  • array_values — 配列の全ての値を返す
  • array_walk_recursive — 配列の全ての要素に、ユーザー関数を再帰的に適用する
  • array_walk — 配列の全ての要素にユーザ関数を適用する
  • array — 配列を生成する
  • arsort — 連想キーと要素との関係を維持しつつ配列を逆順にソートする
  • asort — 連想キーと要素との関係を維持しつつ配列をソートする
  • compact — 変数名とその値から配列を作成する
  • count — 変数に含まれる要素、 あるいはオブジェクトに含まれるプロパティの数を数える
  • current — 配列内の現在の要素を返す
  • each — 配列から、次のキーと値のペアを返す
  • end — 配列の内部ポインタを最終要素にセットする
  • extract — 配列からシンボルテーブルに変数をインポートする
  • in_array — 配列に値があるかチェックする
  • key — 連想配列からキーを取り出す
  • krsort — 配列をキーで逆順にソートする
  • ksort — 配列をキーでソートする
  • list — 配列と同様の形式で、複数の変数への代入を行う
  • natcasesort — 大文字小文字を区別しない"自然順"アルゴリズムを用いて配列をソートする
  • natsort — "自然順"アルゴリズムで配列をソートする
  • next — 内部配列ポインタを進める
  • pos — current のエイリアス
  • prev — 内部の配列ポインタをひとつ前に戻す
  • range — ある範囲の整数を有する配列を作成する
  • reset — 配列の内部ポインタを先頭の要素にセットする
  • rsort — 配列を逆順にソートする
  • shuffle — 配列をシャッフルする
  • sizeof — count のエイリアス
  • sort — 配列をソートする
  • uasort — ユーザー定義の比較関数で配列をソートし、連想インデックスを保持する
  • uksort — ユーザー定義の比較関数を用いて、キーで配列をソートする
  • usort — ユーザー定義の比較関数を使用して、配列を値でソートする