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Mac OS X でのインストール

PHP-GTK 2 をインストールする前に、まず Apple Developer Tools、 BSD Subsystem および X をインストールしておく必要があります。 BSD subsystem はデフォルトで Mac OS X にインストールされていますが、 Developer Tools や X サーバは自分でインストールする必要があります。 X サーバは何でもお好みのものを使用できますが、一番お手軽なのは Apple が Mac OS X のインストーラで提供しているデフォルトのものでしょう。

MacPorts (以前は DarwinPorts という名前でした) あるいは Fink を取得し、インストールしましょう。このいずれかを使用して、 X (Apple のデフォルトのもの以外を使用する場合) および Gtk+ をインストールします。 Fink および MacPorts は、どちらもバージョン 2.6 以降の Gtk+ を提供します。 また、PHP のバージョンは 5.2 以降を使用するようにしてください。 MacPorts でパッケージが提供されています。ターミナルで php -v とタイプすると、バージョンがわかります。 自分で PHP をコンパイルしたい場合は、次のようにします。

$ cvs -d :pserver:[email protected]:/repository co -r PHP_5_2 php-src
$ cd php-src
$ ./buildconf
$ ./configure --disable-cgi
$ make
$ sudo make install
インストールする場所はどこでも大丈夫ですが、通常は /usr/local/ をお勧めします。 MacPorts は PHP を /opt/local/ にインストールします。

そして最新の PHP-GTK をチェックアウトし、それをコンパイルします。

$ cd..
$ cvs -d :pserver:[email protected]:/repository co php-gtk
$ cd php-gtk
$ ./buildconf --with-phpize=/usr/local/bin/phpize
$ ./configure --with-php-config=/usr/local/bin/php-config \
            --disable-libglade
$ make
$ sudo make install
/usr/local/ の部分は、実際の PHP のインストール先に置き換えてください。たとえば、PHP 5.2 を MacPorts でインストールした場合は、 /opt/local/ に置き換えます。

最後に、php.ini-recommended/usr/local/lib/php.ini にコピーし、 extension_dir の値を php_gtk2.so がある場所に変更します。これは、通常は /usr/local/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-some-date のようになります。/usr/bin/ に、 /usr/local/bin/php を指すシンボリックリンクを作成するのもよいでしょう。 もう一度言いますが、PHP のインストール場所によっては /usr/local/ ではなく /opt/local/ となることもあります。

続いて、 インストールできたかどうかを確かめます